演奏会・管絃
- 2008.10.30 Thursday
- 21:59
演奏会を実施しました。
800人のキャパ函館市芸術ホ−ルはすり鉢状の構造。
来場者から私たち演奏者はどう見えるのだろう、などと思いながら時間が経過し着装、所定のポジションに着座。やや暫くして幕が上がり開演。
成果の程は・・ご来場頂いた方はおわかりです。ご想像にお任せします。
なにせ主催者ですので、ただ演奏に専念していれば良いのではないので、あれやこれやで、忙しなく開始時間を迎え音取、五常楽、陪臚、越殿楽と進み楽器の紹介。
タイムスケジ−ルが決まっているので、ありきたりの説明しか出来なかった。終了時間が決まっているので仕方がありません。
雅楽に造詣が深い方はさておき、一般の方はどの楽曲も同じように感じる、と思う。だから今回のように越殿楽を入れたのは聞き覚えのある曲だろうから興味があったのでは。
そして、ふるさと・紅葉を入れ管絃の部を終えました。
実は、この雅楽演奏会にお邪魔させていただきました。
松前神楽は好きで、神社の例大祭などで見ているのですが、雅楽を生で聴く機会はほとんど無くて、よい機会を与えて下さったと感謝しております。
駄文ながら当ブログで紹介させていただきました。
少しでも多くの人が雅楽に親しんでくれたら嬉しいですね。
楽器や編成の関係で気軽に演奏会を開くのは大変でしょうが、より多くの演奏機会を作って下さればと思っております。
だからこそ格式があるのだと存じておりますが、一方では形にこだわらない演出が必要とも考えており、現に東儀秀樹さんが古典とオリジナルを組み合わせたコンサ−トが盛況をはくしております。
わたし個人としては、その方を目指しておりますが、いずれにしても技術が伴わってのことです。
春は護国神社での奉納演奏、秋には演奏会を目指しておりますので、お運び下さい。