(例年2月下旬頃、屋根から落雪の様子)
例年であれば、神社の屋根からの落雪が囲いを越え、掲示板も隠れてしまうようになる。
運動不足の解消と、融雪を進めるためにスコップで雪山を崩す作業を行なうのが今の頃。今年は例年に比べ小雪。このままで行けばその作業は不要かも。
写真では、わかりづらいかも知れないが、境内の日当たりの良い所に蕗の薹が芽吹いてきている。
そして、春を告げる「わらじ虫」が床下から這い出してもきた。
この分だと、冬期間、止水している手水を開栓する日も近いだろう。
春の気配を感じます。
(何れも令和6年3月13日撮影)
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令和6年(2024年)3月9日 撮影
この時期、当町の漁家では帆立て貝の「耳吊り」作業がいよいよ始まった。
稚貝の耳部分にドリルで穴を開け、そこにテグスを通してロ−プに結び海に吊り下げる。
短時間で海中へ投下しなければ稚貝は弱るので 手際よくしなければならない。
その「耳吊り」作業が、概ね、例年3月上旬から4月下旬までの期間に行われる。これは稲作に例えると田植えで、畑作だと種や苗植えに相当する。この耳吊りはホタテ漁業の根本で必要不可欠。
漁家により違いがあるけれど家族を含め10人程での作業。
アルバイトのおねえさん達は出来高賃金なので、おしゃべりをしていても決して手を休めません。
当町の漁業の主力を担うホタテ漁。生育の良し悪しや浜値が、町経済の消長となるので順調に生育するよう願うばかり。
刺身・殻付焼き・鍋の具材・バタ−焼き・ホタテご飯・天ぷらやフライ・酢味噌和え・トマトソ−ス煮等々、どんな料理にも合うのがホタテ。
噴火湾産のホタテは甘みがあります。是非ご賞味を。
道南地方の多くの神社祭では松前神楽が神職や宮人により演じられる。
かがり火が焚かれ、パチパチと木がはぜる。境内が浄化されいよいよ神気漂うようだ。
火には、罪や穢れを燃やす意味合いがあり心身が清められ、今更に無病息災を祈る。
宵宮祭は、翌日からの本祭や神輿渡御の序幕で、神域や奉仕者の浄化の祭り。概ね道南地方の神社祭では、お祓いの意味の神楽が演じられる。太鼓や笛の音が響き渡り人々は神社に集う。
その内の獅子舞いには、五方の手と言って東西南北を祓い、舞中、拝観者の頭を噛む仕草がある。これは人に取り付く邪気を、獅子が食んで災厄を取り除く所作という。
日々、俗事にまみれ、花を愛でる蝶の心を捨てがたき小生。かがり火の中、獅子に噛んでもらわなければと思うも、庵で祝詞を作文することばかりが神職で非ずと開き直ってはいる。
(2021年8月10日投稿を加筆修正して再投稿)
過日2月24日、駒ヶ峯温泉 ちゃっぷ林館のインスタグラムに剥きホッキが入荷したとのことで購入。その夜、さっそくお酒の肴でいただいた。
対でない貝とはピッタリ合わない二枚貝の蛤に象徴されるように、ホッキ貝やホタテ貝も然りで、滋味はもちろんのこと北海道を代表する海産食材。磯の香り、独特の歯ごたえに清酒がすすむ。
ちゃっぷ林館のロビ−では、季節によってさまざまな野菜や冷凍食材を販売している。春は山菜、秋はキノコなど時季ものも扱い湯上りに買い求める方が多い。
また、館内の食事処で作る弁当などのテイクアウトも豊富に取り揃えている。
受付のお姉さんたちの接客が、食材や物品に微笑みという味付けを添えている。
温泉に浸り、手足を伸し心を解放し、食事処 "桜はな"で食事をするのも乙です。
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(PC上では実物大の新しい御朱印符)
(新旧の御朱印符)
(今朝、雪が降り積もったので雪だるまを作ってみました)
御朱印符の図柄を変え頒布しております。
以前の朱印符は残り40枚になりました。所望の方は新旧いずれかを申し出てお受けください。
ホームページやSNSでもご覧いただけます。
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天皇誕生日の昨日、国旗を高く揚げて奉祝の誠を捧げました。
その同日、大正15年生まれの満98歳を迎えた母の誕生日でもあり、施設に入所している母を訪問。
玄関ロビ−から透明ビニ−ル越しでの面会。過日に体調を崩したが、回復して元気にしている様子に安堵している。
日差しは強くなってきたものの朝晩の寒さはMAX。夜明け前は殊更で寒くて目がさめる日々。
このところ最高気温でもマイナス気温の真冬日。今日、午前6時30分の現在気温は−10℃(体感温度−12)。
数日来、夜間も微小にしてスト−ブを点けている。
北海道は本州のような冬景色とは違い、歌にある ”津軽海峡冬景色” 然で、時には地吹雪、はたまた窓に着雪する湿り雪になる事もある。
吹雪に抗うことなく、ジッと降り止むのを待つばかり。
一般家庭では雪吊りを施すような庭造りの慣習がない当地、なかなか雪景色を愛でる心境にはならないものです。
]]>(フクロウと鈴を付けた小鳥が、貴方の願いを神さまに届けてくれます)
(座り牛は菅原道真に因み、馬は神さまの乗りもの。
感謝と祈りを捧げると幸福を運んでくれるでしょう)
(犬は安産と育児の象徴、ワンちゃんは6匹いますがお解りでしょうか)
年明け、各家庭や事業所に出向しての新年参りは一月半ばに、社殿での厄年祓や節分祭までの予定された行事を終えて、冬枯れたこの時期は閑としている。
「膝や腰が重もだるいんだろう、少しは心身のケア−をしなさい」と無理が利かなくなった我が身に、神さまが休息を与えてくれた。
そう解釈できるようになったのは少しは大人になったということか。
自分の未来をどこかに予約して今を生きることは叶わない。明日の自分はどんな自分でいるのか。
明日を思う行く末より、来し方を振り返ることが多くなった事に気づいてもいる。
昨年より、三吉丸は、大きな事業を成し遂げんと舫いから綱を解き放ち荒波に立ち向かっている。
少しだけ雪景色に想いを馳せるのは力を蓄えるためで、冬枯れの感慨にふけるのは一時のこと。
北国も、そろそろ冬と春が綱引きを始める頃になった。雪の下では蕗のとうが芽吹く準備を始めているのだろう。どこか春の息吹を感じる。
地方に在る当神社。新年詣には多くの方が「おみくじ」を引いたり、「縁起物の熊手や破魔矢」などを求めるに神社も華やぐ。
それも、正月松飾りを持ち込む7日のどんど焼きまでで、その後の境内は閑寂としている。
年明けから節分までの厄年祓いも年々少なくなり、人口減少はあらゆる事に影響を及ぼすを実感する。
例年、雪深々のこの季は冬籠っているが、今年は少し様子が違い氷割りをしたり身体を動かすことが多い。
春の訪れが早いのかなと思うも、春告げのワラジ虫が姿を見せないので春はもうすこしお待たせと云ったところか。
昨夕から降雪があり冬景色にもどる。この度の雪は湿気を含くむ重い雪で、除雪車が置いていった堅雪や境内の除雪で午前中を要した。
土、日曜にはまた気温が上がる予報。三寒四温を繰り返し春に向かう。
(左から、幸福おみくじ・恋みくじ・神教おみくじ・鳥みくじ)
(学業成就の算盤)学業の向上を御祈願ください)
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(過日の11日朝、撮影)
昨日13日は、穏やかでまばゆい冬晴れの朝であった。そして今朝も。
差し込む光は「人生とは尊い一日一日の積み重ねであることを忘れることなく、誰もが与えられた日々を大切にしながら、感謝と祈りの心を持って生きて行くことだよ」と教えられるようで、我が身の至らなさに恥じ入るばかり。
昨日、プラス9℃で暖気であったが、今日も日中の気温がプラス9℃の予報。これは3月末や4月並の気温とのこと。
去年の夏の酷暑と云い、今冬の小雪やこのところの気温と云い、例年とは大違いで気候変動を実感する。
ただし2月を半月、3月を丸々残すのでこのままの推移で春の雪解けに向かうとは考えずらい。
(昨年の2月20日朝に撮影)
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一転、朝晩がマイナス気温になり凍れて日陰や側道では氷が張り付きツルツル路面。アスフアルトが滑るブラックアイスバ−ンになる。
参道も然りで、過日、厄年祓いにいらした方が転んで献納酒を割ってしまい、代わりを買って来たとのこと。
幸い怪我はなかったので、これで厄祓いできたと良い方に解釈してはいた。
そのような状況の路面対応にスパイク付きの靴を履く方も。そのスパイクも予め打ち込んでいるものや、脱着式がある。
昨日、長靴に荒縄を巻き付けて履いてみた。これが以外に滑らない。ショップに行くには気が引けるが、応急的に家の周りで履くのには良いかも。
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(節分祭開始前のご神前の様子)
(修祓)
(福豆を奉納頂きました)
(福引きの景品)
(節分の意味などをお話しさせてもらっています)
(福豆を撒いています)
(敬神婦人会による直会準備)
昨日、午後4時より節分祭、併せて厄年祓を斎行しました。
コロナ禍のため豆を撒くのは4年振り。以前より参加者は少ないものの目出度く終え安堵しています。
例年、福豆を奉納下さるのは、当町、森町の?ヤマショー 伊藤食品様です。
直会での食材は総代さんが提供して下さいました。
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(写真は以前に写したもの)
今朝の寒さは格別で、午前4時に内陸の陸別で−22.6℃。、当町は−10℃(体感−12℃)であったと、スマホの天気予報で知る。
昨日は終日の吹雪。午前中は時折ホワイトアウト状態の中、朔日参りを実施。
今日は全道で真冬日の予報。一月中が例年に比べ高めで推移していたので余計に寒く感じる。ここに来て寒さの極みの感、靴下を重ね履きで冷たさをしのぐ。
この寒さをものともしないアクティブな方は、スキ−などスポ−ツを楽しむ。そうそう近隣の大沼では氷に穴を開けてワカサギ釣を楽しんでいる。
中学の頃、長靴に細幅の踵が上がるノルデックスキ−まがいを履き ウサギを捕獲するため冬山へ分け入ったことを思い出す。
雪遊びをして、手が冷たさを通り越し痛くて痛くて、その時、この症状が進むと凍傷になるんだと理解もした。遠い昔日のことです。
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砂利を撒いたり、氷を砕いたりしているが追いつかず危険極まりない状況。
お参りの際には、くれぐれも足下に注意して下さい。
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除災招福を祈る節分祭を斉行致します。
本年は豆まき(社殿内)を行ないますので、お近くの方はご参列ください。
また、厄年祓いについてはを節分までに受けるのが慣例ですが、節分以降でも随時承っております。
厄年は、?役を仰せつかり飛躍する機縁になる役の年です。そのためにも健康に留意し心身を律しなければなりません。
厄年は数え年で受けるのが通例です。該当年など詳しくは当神社ホ−ムペ−ジの厄年表をご参照ください。
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画像ではわかりずらいが午後から吹雪の昨日。風が吹き付けて、ピイ- ピイ-と鳴り「もがり笛」のようだ。
大寒真っただ中、自然に抗うことなく寒波や吹雪が過ぎ去るのをジッと待つ。
この頃は、出納帳整理などの事務作業や、降雪状況で境内の雪かきをしたり何とはなく外を眺め目休めしている。
なにせ一人神主の当神社。年末年始、多少忙しかった反動か、何もしたくない症候群にさいなまれているんです。
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