(上掲は今日19日撮影)
数日前までは、朝晩はともかく日中は暖かい日が続いていたが、ここに来て寒さが戻ったようだ。
今朝方に降雪があった。春は一進一退。
先日のこと、なにか動くものがいる。見ると「わらじ虫」。
床下にジッとしていて体内温感を感じて様子を見にきたのか。とは云いながら「わらじ虫」には寒かったか、そのとき以来姿を見せない。
三月も中旬、明日は春分。
卒業そして入進学や就職。尾崎豊やキャンデ−ズソングが聞こえてくると春がやってくる。
(例年2月下旬頃、屋根から落雪の様子)
例年であれば、神社の屋根からの落雪が囲いを越え、掲示板も隠れてしまうようになる。
運動不足の解消と、融雪を進めるためにスコップで雪山を崩す作業を行なうのが今の頃。今年は例年に比べ小雪。このままで行けばその作業は不要かも。
写真では、わかりづらいかも知れないが、境内の日当たりの良い所に蕗の薹が芽吹いてきている。
そして、春を告げる「わらじ虫」が床下から這い出してもきた。
この分だと、冬期間、止水している手水を開栓する日も近いだろう。
春の気配を感じます。
(何れも令和6年3月13日撮影)
]]>
令和6年(2024年)3月9日 撮影
この時期、当町の漁家では帆立て貝の「耳吊り」作業がいよいよ始まった。
稚貝の耳部分にドリルで穴を開け、そこにテグスを通してロ−プに結び海に吊り下げる。
短時間で海中へ投下しなければ稚貝は弱るので 手際よくしなければならない。
その「耳吊り」作業が、概ね、例年3月上旬から4月下旬までの期間に行われる。これは稲作に例えると田植えで、畑作だと種や苗植えに相当する。この耳吊りはホタテ漁業の根本で必要不可欠。
漁家により違いがあるけれど家族を含め10人程での作業。
アルバイトのおねえさん達は出来高賃金なので、おしゃべりをしていても決して手を休めません。
当町の漁業の主力を担うホタテ漁。生育の良し悪しや浜値が、町経済の消長となるので順調に生育するよう願うばかり。
刺身・殻付焼き・鍋の具材・バタ−焼き・ホタテご飯・天ぷらやフライ・酢味噌和え・トマトソ−ス煮等々、どんな料理にも合うのがホタテ。
噴火湾産のホタテは甘みがあります。是非ご賞味を。
道南地方の多くの神社祭では松前神楽が神職や宮人により演じられる。
かがり火が焚かれ、パチパチと木がはぜる。境内が浄化されいよいよ神気漂うようだ。
火には、罪や穢れを燃やす意味合いがあり心身が清められ、今更に無病息災を祈る。
宵宮祭は、翌日からの本祭や神輿渡御の序幕で、神域や奉仕者の浄化の祭り。概ね道南地方の神社祭では、お祓いの意味の神楽が演じられる。太鼓や笛の音が響き渡り人々は神社に集う。
その内の獅子舞いには、五方の手と言って東西南北を祓い、舞中、拝観者の頭を噛む仕草がある。これは人に取り付く邪気を、獅子が食んで災厄を取り除く所作という。
日々、俗事にまみれ、花を愛でる蝶の心を捨てがたき小生。かがり火の中、獅子に噛んでもらわなければと思うも、庵で祝詞を作文することばかりが神職で非ずと開き直ってはいる。
(2021年8月10日投稿を加筆修正して再投稿)
過日2月24日、駒ヶ峯温泉 ちゃっぷ林館のインスタグラムに剥きホッキが入荷したとのことで購入。その夜、さっそくお酒の肴でいただいた。
対でない貝とはピッタリ合わない二枚貝の蛤に象徴されるように、ホッキ貝やホタテ貝も然りで、滋味はもちろんのこと北海道を代表する海産食材。磯の香り、独特の歯ごたえに清酒がすすむ。
ちゃっぷ林館のロビ−では、季節によってさまざまな野菜や冷凍食材を販売している。春は山菜、秋はキノコなど時季ものも扱い湯上りに買い求める方が多い。
また、館内の食事処で作る弁当などのテイクアウトも豊富に取り揃えている。
受付のお姉さんたちの接客が、食材や物品に微笑みという味付けを添えている。
温泉に浸り、手足を伸し心を解放し、食事処 "桜はな"で食事をするのも乙です。
]]>
(PC上では実物大の新しい御朱印符)
(新旧の御朱印符)
(今朝、雪が降り積もったので雪だるまを作ってみました)
御朱印符の図柄を変え頒布しております。
以前の朱印符は残り40枚になりました。所望の方は新旧いずれかを申し出てお受けください。
ホームページやSNSでもご覧いただけます。
]]>
天皇誕生日の昨日、国旗を高く揚げて奉祝の誠を捧げました。
その同日、大正15年生まれの満98歳を迎えた母の誕生日でもあり、施設に入所している母を訪問。
玄関ロビ−から透明ビニ−ル越しでの面会。過日に体調を崩したが、回復して元気にしている様子に安堵している。
日差しは強くなってきたものの朝晩の寒さはMAX。夜明け前は殊更で寒くて目がさめる日々。
このところ最高気温でもマイナス気温の真冬日。今日、午前6時30分の現在気温は−10℃(体感温度−12)。
数日来、夜間も微小にしてスト−ブを点けている。
北海道は本州のような冬景色とは違い、歌にある ”津軽海峡冬景色” 然で、時には地吹雪、はたまた窓に着雪する湿り雪になる事もある。
吹雪に抗うことなく、ジッと降り止むのを待つばかり。
一般家庭では雪吊りを施すような庭造りの慣習がない当地、なかなか雪景色を愛でる心境にはならないものです。
]]>(フクロウと鈴を付けた小鳥が、貴方の願いを神さまに届けてくれます)
(座り牛は菅原道真に因み、馬は神さまの乗りもの。
感謝と祈りを捧げると幸福を運んでくれるでしょう)
(犬は安産と育児の象徴、ワンちゃんは6匹いますがお解りでしょうか)
年明け、各家庭や事業所に出向しての新年参りは一月半ばに、社殿での厄年祓や節分祭までの予定された行事を終えて、冬枯れたこの時期は閑としている。
「膝や腰が重もだるいんだろう、少しは心身のケア−をしなさい」と無理が利かなくなった我が身に、神さまが休息を与えてくれた。
そう解釈できるようになったのは少しは大人になったということか。
自分の未来をどこかに予約して今を生きることは叶わない。明日の自分はどんな自分でいるのか。
明日を思う行く末より、来し方を振り返ることが多くなった事に気づいてもいる。
昨年より、三吉丸は、大きな事業を成し遂げんと舫いから綱を解き放ち荒波に立ち向かっている。
少しだけ雪景色に想いを馳せるのは力を蓄えるためで、冬枯れの感慨にふけるのは一時のこと。
北国も、そろそろ冬と春が綱引きを始める頃になった。雪の下では蕗のとうが芽吹く準備を始めているのだろう。どこか春の息吹を感じる。
地方に在る当神社。新年詣には多くの方が「おみくじ」を引いたり、「縁起物の熊手や破魔矢」などを求めるに神社も華やぐ。
それも、正月松飾りを持ち込む7日のどんど焼きまでで、その後の境内は閑寂としている。
年明けから節分までの厄年祓いも年々少なくなり、人口減少はあらゆる事に影響を及ぼすを実感する。
例年、雪深々のこの季は冬籠っているが、今年は少し様子が違い氷割りをしたり身体を動かすことが多い。
春の訪れが早いのかなと思うも、春告げのワラジ虫が姿を見せないので春はもうすこしお待たせと云ったところか。
昨夕から降雪があり冬景色にもどる。この度の雪は湿気を含くむ重い雪で、除雪車が置いていった堅雪や境内の除雪で午前中を要した。
土、日曜にはまた気温が上がる予報。三寒四温を繰り返し春に向かう。
(左から、幸福おみくじ・恋みくじ・神教おみくじ・鳥みくじ)
(学業成就の算盤)学業の向上を御祈願ください)
]]>
(過日の11日朝、撮影)
昨日13日は、穏やかでまばゆい冬晴れの朝であった。そして今朝も。
差し込む光は「人生とは尊い一日一日の積み重ねであることを忘れることなく、誰もが与えられた日々を大切にしながら、感謝と祈りの心を持って生きて行くことだよ」と教えられるようで、我が身の至らなさに恥じ入るばかり。
昨日、プラス9℃で暖気であったが、今日も日中の気温がプラス9℃の予報。これは3月末や4月並の気温とのこと。
去年の夏の酷暑と云い、今冬の小雪やこのところの気温と云い、例年とは大違いで気候変動を実感する。
ただし2月を半月、3月を丸々残すのでこのままの推移で春の雪解けに向かうとは考えずらい。
(昨年の2月20日朝に撮影)
]]>
一転、朝晩がマイナス気温になり凍れて日陰や側道では氷が張り付きツルツル路面。アスフアルトが滑るブラックアイスバ−ンになる。
参道も然りで、過日、厄年祓いにいらした方が転んで献納酒を割ってしまい、代わりを買って来たとのこと。
幸い怪我はなかったので、これで厄祓いできたと良い方に解釈してはいた。
そのような状況の路面対応にスパイク付きの靴を履く方も。そのスパイクも予め打ち込んでいるものや、脱着式がある。
昨日、長靴に荒縄を巻き付けて履いてみた。これが以外に滑らない。ショップに行くには気が引けるが、応急的に家の周りで履くのには良いかも。
]]>
(節分祭開始前のご神前の様子)
(修祓)
(福豆を奉納頂きました)
(福引きの景品)
(節分の意味などをお話しさせてもらっています)
(福豆を撒いています)
(敬神婦人会による直会準備)
昨日、午後4時より節分祭、併せて厄年祓を斎行しました。
コロナ禍のため豆を撒くのは4年振り。以前より参加者は少ないものの目出度く終え安堵しています。
例年、福豆を奉納下さるのは、当町、森町の?ヤマショー 伊藤食品様です。
直会での食材は総代さんが提供して下さいました。
]]>
(写真は以前に写したもの)
今朝の寒さは格別で、午前4時に内陸の陸別で−22.6℃。、当町は−10℃(体感−12℃)であったと、スマホの天気予報で知る。
昨日は終日の吹雪。午前中は時折ホワイトアウト状態の中、朔日参りを実施。
今日は全道で真冬日の予報。一月中が例年に比べ高めで推移していたので余計に寒く感じる。ここに来て寒さの極みの感、靴下を重ね履きで冷たさをしのぐ。
この寒さをものともしないアクティブな方は、スキ−などスポ−ツを楽しむ。そうそう近隣の大沼では氷に穴を開けてワカサギ釣を楽しんでいる。
中学の頃、長靴に細幅の踵が上がるノルデックスキ−まがいを履き ウサギを捕獲するため冬山へ分け入ったことを思い出す。
雪遊びをして、手が冷たさを通り越し痛くて痛くて、その時、この症状が進むと凍傷になるんだと理解もした。遠い昔日のことです。
]]>
砂利を撒いたり、氷を砕いたりしているが追いつかず危険極まりない状況。
お参りの際には、くれぐれも足下に注意して下さい。
]]>
除災招福を祈る節分祭を斉行致します。
本年は豆まき(社殿内)を行ないますので、お近くの方はご参列ください。
また、厄年祓いについてはを節分までに受けるのが慣例ですが、節分以降でも随時承っております。
厄年は、?役を仰せつかり飛躍する機縁になる役の年です。そのためにも健康に留意し心身を律しなければなりません。
厄年は数え年で受けるのが通例です。該当年など詳しくは当神社ホ−ムペ−ジの厄年表をご参照ください。
]]>
画像ではわかりずらいが午後から吹雪の昨日。風が吹き付けて、ピイ- ピイ-と鳴り「もがり笛」のようだ。
大寒真っただ中、自然に抗うことなく寒波や吹雪が過ぎ去るのをジッと待つ。
この頃は、出納帳整理などの事務作業や、降雪状況で境内の雪かきをしたり何とはなく外を眺め目休めしている。
なにせ一人神主の当神社。年末年始、多少忙しかった反動か、何もしたくない症候群にさいなまれているんです。
]]>
昨年12月、長年使用していた縦長の業務用スト−ブが壊れ、木造17畳対応の小型のスト−ブに取替えた。
ところが、予め点けていても室温が17℃以上にならない。
年が明けた元旦、歳旦祭では寒さで手をさすっている様子がうかがえた。出入りがあって暖まらなかったのだろうと、その後も使用していたが状況は同じ。
神社という構造上、このスト−ブでは限界と判断し取替えることに。
過日、木造41畳対応の業務用を再設置した。
築42年、間仕切りなし、断熱材が入っていない歴史的な造作の神社建築では斯くのごとし。以前のスト−ブを社務所の別所に設置したので無駄にはならなかったが。
]]>
(滑り防止の砂利を撒いた参道)
元日から数えて今日は19日。
2日から実施していた新年の宅神参りも16日で一通り終える。
年明けから今日までの当町はこの期としては比較的穏やかで、むしろ日中暖気になり、それが夜間や早朝に凍れツルツル路面に。
厄祓のご祈願があるものの年末年始の宅神参りを終え安堵している。
明日から大寒、外は冬枯れ。一面、白いキャンバスだ。
(駒ヶ岳地区から見る雄山)
年明け2日から、例年訪問しているお宅の新年の神棚参りも佳境を迎えている。
昨日13日、駒ヶ岳地区を回っている道すがら晴れ間を見て写した白銀に光る雄山。
森市街から見る雄々しさとは違い、ここからの駒ヶ岳は白馬が寝そべっているようだと形容される。
この地区は農業と炭焼きが主業で、とくに製炭業は全道一の生産を成す。炭材は楢や樫の木を用いるので良質の炭ができる。火持ちがいいので焼き鳥や焼き魚が最良と飲食店で用いられるブランドの「駒ヶ岳産炭」。
近年は、中国産の安価品が出回り需要が落ち込んでいるとか、なかなか思うにまかせないもの。
この炭の長さを変えて叩くと楽器になるほど堅く、防湿剤効果にもなる秀品。
過日、どんど焼きの持ち込みを翌日に迎える6日、滑らないように一部分だけであったが、この炭のアクを撒いて対応もした。
年末年始、日中はプラス気温の暖気気味で、夜間や早朝がマイナス気温の当町。
ツルツル、ベチャベチャの繰り返し。しかし、この後は寒波の予報。それもその筈ず20日に大寒を迎える。
]]>そして昨日11日、午前7時現在で−8℃(体感温度−11℃)、厳しい冷え込みです。
一転して今日、日中はプラス気温でグチャグチャ路面。ツルツル路面に対応するスパイクを打ち込んだ草履も濡れてしまう悪路。
当地、いまの所は小雪で推移している。年末や年始に大量の鰯が打ち寄せる地域があるのは、海水溫の変化か否か。何れ、鳥類や魚類は予知能力があるという。滅ったことがなければ良いが。
]]>
過日の7日、例年通り松飾や古神札などの持ち込みをお受けし、お焚き上げを8日午前中に総代有志8名で実施した。
当日、午前8時から臨時授与所を撤去したり、神前幕や大小の幟を片付けたあと、9時30分頃にお祓いをし焚き上げ、11時30分頃に終えた。
昨年に比べ持ち込む量が少ないと感じたのは、どんど焼きに該当しない物を待ちこまなくなったからか。
以前よりマナ−が良くなってきているを実感している。
]]>
元旦を迎え、深夜や朝方にかけて気温低下が顕著に。前日の雨でザクザク・ズルズルの参道でまともに歩けない状態。2日以降も日陰や側道の雪が凍りスケ−トリンクのようだ。危険極まりない中での新年を迎えた。
そのような中、元旦、午前10時より歳旦祭をお仕えした(写真)。
午後、娘家族が年始に来てくれ賑やかしい中の4時10分、能登半島沖地震が発生。防災無線がけたたましい警戒アラ−ムを発令、テレビで警戒推移を見守った。
日を追うごとに被害の大きさが報道される。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
]]>
(令和5年12月31日 午後11時頃に撮影)
謹んで
新春のお慶びを
申し上げます
令和6年元旦
この年が実り多き佳き年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
能登地方を中心に地震による甚大な被害になりました。被害に遭われました方々へ謹んでお見舞申し上げます。
下(令和6年の新年を迎えた深夜参拝)
]]>
前葉を含めた写真は、後日の参考として撮った境内の様子。
今日31日は、臨時授与所に破魔矢や熊手、お守り、おみくじ等を並べる作業を行なう。
午後5時の年越し大祓、併せて除夜祭を御奉仕し新年を待つ。
今年も大晦り、皆様良い年をお迎えください。
]]>
昨日29日、午前8時30分から12時まで、新年に向けて、幟立てや臨時授与所の設営などの諸準備を小生を含め総代有志9名で実施した。
例年になく無風暖気、諸事はかどり屋外の準備のおおよそを終え、午後からは宮司の私でなければの諸事を行う。
11月末から例年訪問するお宅の、年納め宅神参りを過日の月半ばで終え、新年に向けて、あれやこれやの日々を過ごしてきた。
ここに来て、肩が張るや腰がおもだるい。新年に向けて屋外での?準備で、普段使ってない筋肉を使ったことも影響しているのか。
今日は、社殿内の飾り付けや歳旦祭準備などを行わなければ。
]]>
駒ヶ岳は見る角度によって山姿が変り、鹿部町側から見るとまた違った姿をあらわす。
当町から望む駒ヶ岳との対照は大沼側からで、山様が優美で女性姿のようだ。湖畔の日暮山から望む大沼とのコントラストは絵も言われない程。
全国には名だたる山が存在するしそれぞれが素晴しい。小生的には我が町から望む駒ヶ岳が一番。それと大沼からも。
春夏秋冬、駒ヶ岳は装いを変え楽しませてくれる。
(当町:東森地区から望む駒ヶ岳)
(当町:砂原地区沼尻からの駒ヶ岳)
(3月初旬、七飯町・大沼側から望む駒ヶ岳)
]]>
後は、業者に注文している各所用のしめ縄やしめ飾りが届くのを待ち、繭玉と共にクリスマス以降に取り付ける。
神社の神前幕や大小の幟立て、臨時授与所の設営は、29日の午前中に総代有志の協力を頂き実施する。
顔や指先が痛くなるような寒さでなければと願うばかり。
(自宅兼社務所の神棚すす払い)
(玉飾りは去年、新春幕は過日、同業の畏友から贈られた)
(各所へお供えする鏡餅)
]]>
その方が約束時間にご家族で来社し、祈願場所の神社へ案内する。
エラ−マ−クが標示し スト−ブが点いていない。どうしたんだろう。
殿内の温度計は+−0度。このままでは寒くて祈願が出来ない状態。急遽、簡易スト−ブを持ち出し対応したが冷え切った殿内では慰め程度。
祈願を終え、寒い中お参りさせてしまった事を詫びる。
直ぐさま業者に修理依頼したところヒ−タ−が壊れているとのこと。この業務用スト−ブは製造から25年経っていて部品がないので修理不可の説明を受ける。
(製造25年の業務用スト−ブ)
(このたび設置したコンパクトスト−ブ)
新規に設置したスト−ブは小型ながら木造17畳 コンクリ−ト27畳対応。あわせて灯油タンクも取替えることにした。
スト−ブの不具合が、歳晩や正月休み中でなく今で良かったと安堵している。
北海道はク−ラ−がなくても暖房がなければ生きて行けない。
それにしても一昨日、昨日は寒かった。今日も最高気温−3度で最低気温−7度の予報。
因みに昨日18日は、最高気温−5度、最低気温が−9度で耳が痛くなるようなこの冬一番の寒さであった。
]]>(挿絵は神社本庁広報誌を転写)
私たち日本人は古くから新年を迎えるにあたって、正月への準備を行なって来ました。
まず、1年の幸せと実りをもたらしてくださる歳神さまをお迎えするために、家の内外や神棚の煤払いを行ない神社から受けた新しい御神札をおまつりします。
歳神さまをお迎えするために、依り代となる門松を立て、しめ縄を飾り、神さまへのお食事の御神酒や鏡餅等をお供えし新年を迎えます。
多くの神社では12月31日に年越しの大祓いを行ないます。
年越大祓は夏越大祓と共に、形代(紙の人形)に穢れを託し神社に納め、心身の穢れを祓い清めてもらう神事。
当神社では、31日午後5時から御一家の除災招福、家運隆昌を祈願する年越し大祓神事を行ないますので、それまでに形代をお届け下さい。
当日までお届け出来ない場合は、初詣や節分までにお持ち下さるか郵送して下さい。
年が明けてからは、近所の氏神さまや崇敬神社へ初詣でに行き、新たな1年の安全と多幸をお祈りしましょう。
]]>
(神式の霊璽です。文中と脈絡はありません)
去る7日、当町、掛間地区の曹洞宗住職が逝去し通夜に参列して来ました。
式中、故人を偲ぶ僧侶の読経や御詠歌が誄々と堂内に低く響く。
御詠歌の旋律や鈴音の音曲が、この世の無常や儚さを増幅させ、寂寥、心に沁みるお通夜でした。
さて、神式のお葬儀にも下記のように偲び歌があります。
(誄歌)
行く先を 神にまかせて 帰る魂
道くらからぬ よもつ根の国
(追慕歌)
面影を 思いうかべてしみじみと
逝きにし人を 偲ぶ今日かな
神や先祖の元に帰って行くさまを表わした誄歌・追慕歌は、心中落莫の情堪えないなか、故人の遺徳を偲び御霊の安鎮を祈る。
歌を主体にし、笏拍子に篳篥と龍笛が旋律を奏でるは哀調感じ入るものです。
私たちは、地域をお守りくださる神さまを氏神としてお祀りしてきました。
八百万(やおよろず)神という言葉があるように、日本には多くの神様ががいらっしゃいます。お祀りされている神さまは神社によって様々ですが、地域に住む人々の生活や、地域の平穏を見守ってくださっています。
御神札は神棚にお祀りをして家を守りいただくもので、1年間お祀りした御神札は神社に納め、新しい御神札を受けます。
神様はそれぞれの御神徳をもって、協力して私たちをお守り下さっていますので、同じ神棚にお祀りいただいても問題ありません。
絶えることなくご加護いただくようにするのが古来からのしきたりです。
]]>(昨日12月3日 富士見町より撮影した雄山:駒ケ岳)
年納めの宅神参りを実施して昨日で12日目になります。
年に一度の訪問のお宅がほとんどで、中に、近況を話し合ったりやお茶を御馳走になつたりすることも。
大方のお宅では、概ねお父さんお母さんが対応してくれる。
近日の寒さに話が及んで昔日の事を聞かせてくれた。
お父さん曰く、
八雲町山崎の山間に住んでいた頃、大寒の凍れる日には、レンガをスト−ブで熱し火傷をしないよう布にくるみ布団に入れて兄弟姉妹で放射状で寝たこと。
当時はどの家も下見板造り。外壁の節穴や隙間から家の中まで雪が吹き込んできて頬被りして寝たこと。
母子家庭の我が家。冬に備え、近くの野へ分け入り薪拾いをしたあと一里(4キロ)離れた小学校へ通ったこと等々、想像を絶するような話をしてくれた。
当時を思えば、このところの寒さなど何のことはない。とおっしゃる。
小生、湯たんぽや豆炭アンカを使用したことはあるが、それ以前のレンガを熱し寒さをしのぐ対策を聞いて、北の大地に入植した先人や、当時の方々の暮らしぶりの一端を知ることができた昨日の年納め宅神参りではあった。
]]>
毛ガニ、タラバ蟹、ずわい蟹を、三大 ″カニ″ と言います。
写真は茹でる前と後の“ずわい蟹”。
特に今年の噴火湾は「ずわい蟹」が豊漁で、漁師さん曰く、カニの天敵がいないのか網にかかると云う。
ただし、餌の奪い合いか、脱皮する成長が早いのか、肩肉の実入りが悪いので安価で取引されているとのこと。
刺し網漁の漁家は、目的がカレイ漁なので、そのカレイを餌とするカニが網にかかる。かかったカニは網を切るし、網から取り出すのに大変な手間がかかるとのこと。
獲れすぎて浜値が安いので、刺し網漁を営む漁師にとってありがた迷惑。値段が上がれば此の限りではないが、とも言う。獲れすぎるのも善し悪し。
流通の世界はなかなか難しいものです。
ダウンコ−トを着て朝拝に神社へ。
駒ヶ岳は昨日撮ったもの。
雪景色は室内からの撮影。
いましがた猛吹雪になってお参りに行くのを待機中。
一夜にしての雪景色に、いよいよ来たかの感です。
(昨日の駒ヶ岳)
(今朝の雪景色)
(その後、猛吹雪)
]]>その内の訪問したお宅でのこと。御幣を付け替え祝詞を奏し終えて、ご当主(お母さん)曰く、床の間の角樽(写真)を処分したいとの申し出。
それは娘さんの結納品の一つ決め酒に贈られたとのこと。伺えば、娘さんが嫁いで40年近くになるという。角樽、松竹梅には貴家一生繁盛と書いてある。床の間に飾られていた経年の古酒。
当日の夕食に、未封の古酒を恐る恐る頂いてみた。結納酒は琥珀色に醸され何ともいいがたい味わい。
慈しみ深く育てた娘を嫁がせる亡きご主人の心情をおもんばかる。
♪嫁に行く日が来なけりゃいいと男親ならだれでも思う---♪。
この結納のお酒、滋養酒のようだ。少量づついただこう。
]]>
あわせて格納庫の入り口の片方にコンパネを施す。
雪が多い年は、格納庫の入り口も社殿からの落雪で出入りできなくなることも。
本格的な冬に備えている。
]]>
当神社の手水は人が近づくと感知し、自動で一定量が出る仕組み。
常に流水していないので、マイナス気温が続くと龍の体内に溜まっている水が凍る。
はやい気がしたが用心のため過日の11月17日止水した。そのため、冬期間は凍結防止のため使用不可です。ご理解ください。
青龍さんには雪解けまでお休みいただく。
今朝、冬枯れの坪庭にノラが溜まった水を飲のんでいる(写真)。24日から最高気温でも零下の予報。もうすぐ降雪があるだろうから、冬支度を急がなければ。
]]>
近日より各家庭を訪問し年納めの宅神参りを実施します。
そのお宅によっては、写真のように御幣を奉っているので、当該の大きさに御幣を裁ち付け替えてお参りをする。
終日のお参りになるものの、昼食に一旦戻り、午後は日暮れが早いので4時頃まで。年末になると多事多用でお参りを休むことも。
歳晩の1週間ほどは初詣対応の準備に、年明け2日からは新年の宅神参りを実施する。
さて、昨日17日の当神社月次祭に、各家庭に配る御神札の「御霊入れ頒布始祭」を斎行し、年末年始のお参りをする旨の奉告を申し上げた。
]]>
(15日午前、当町の尾白内地区より撮影)
(15日午後、当町の駒ヶ岳地区より撮影)
上掲は午前、お参りの途次に、下掲は午後、温泉の帰路に撮った昨日の駒ヶ岳。
一昨日の冷え込みで駒ヶ岳がうっすらと冠雪。駒ヶ岳が3回冠雪になれば里にも雪が降り、それを繰り返し根雪になる。
午後2時に遅めの昼食をちゃっぷ林館の食事処で頂く。
10日前、ここ、ちゃっぷ林館で行なった「雅楽と神楽のコンサ−ト」の顛末を、湯船に浸かり回想。
感傷に耽る晩秋も、初冬を迎え時折雪が降り寒さがいよいよ増す頃には失せ、寒さに立ち向かう雄心になるもの。
近日来、昨日のような小春日和には境内の設えを冬仕様に。併せて新年を迎える初詣の対応などの準備を少しずつ進めている。
]]>
年末広報誌、社報23号を脱稿し10月28日の神札袋入れまでに印刷を終えていた。
厄年の年表や、家族に不幸があった場合の神棚の扱いなど参考にして頂ければと綴って23号になる。
特にお知らせしたい向きは、服忌(ぶっき)と厄年のこと。
忌中とは、忌(50日)が明ければ再び神棚のお参りを再開し、通常の生活に戻ります。忌の期間が正月をまたぐ場合は、忌が明けてからご神札を受けましょう。
なお、親戚の方が亡くなった場合は、お葬式を出した家でなければ、通常の神棚参りをしても問題ありません。
厄除けは様々な災難にあいやすい年といわれています。本厄にあたる年と、その年の前後に前厄・後厄があり、災厄を除けるために厄祓い祈願をします。
ご参考にしてください。
]]>
(以上、雅楽)
(以下、松前神楽)
5日、午後3時から件のコンサ−トを実施した。
雅楽の演目は、平調音取・越殿楽・紅葉・長慶子。松前神楽は、福田舞・二羽散米舞・三番叟舞・獅子舞の4座を披露。
ロビ−に隣接した湯上がりの休憩室が会場。すぐ近くに浴場への入り口があり、何事だろうと暫し立ち止まって少しだけ鑑賞する方や、なかには終演までいらした方もいたようだ。
紅葉は鑑賞者にも一緒に歌ってもらい、お祭りライブと云った感。
結成20周年記念コンサ−トは本年2度の開催。1度目は去る7月9日の例大祭奉納行事での演奏会、そして今回の温泉施設でのコンサ−ト。
記念の演奏会実施にご協力いただいた温泉施設、ちゃっぷ林館に感謝を申し上げたい。
]]>
駐車場造成工事の内、花壇部分を整備し、それに伴い側道縁石を低縁石に付け替え車が出入り出来るようにした。
また、既存の物置を解体し別所に新築、物置というより備品庫として祭事に使用する道具を格納することになる。
近日の事、家を新築する方が、アップライト ピアノが要らなくなったので寄贈したいとの申し出。せっかくなので受納することに。
今日4日の午前中は、仮置きした祭具を備品庫に、午後はピアノの搬入を、その後に演奏会に使用する打楽器や道具を会場へ運ぶ。今日、そして明日はパニクるほどのハ−ドスケジュ−ルになるだろう。
]]>
去る28日(土)午後1時より、年内、神棚にお祀りする歳神絵札や当神社の御神札などの袋入れを、神社総代・敬神婦人会の有志の方々で行った。
御神札は神の璽(しるし)です。取り扱いは、細心の注意をはらっての作業となります。
私たちは新年を迎えるにあたって、正月への準備を行ないます。
一年の幸せと実りをもたらしてくださる歳神さまをお迎えするために、神棚に新しい御神札をおまつりします。古い御神札は一年間無事に過ごせた感謝を込めて、神社に納めてお焚き上げしてもらいます。
]]>
(参集所の花壇を整地)
(参集所に物置を新設)
(神社横の外トイレを解体)
駐車場造成工事に併せ、物置の建て込みが昨日23日から始まった。
坪数が小さいので進捗が速い。外トイレも解体し擁壁改修工事に備える。
例年だとこの時季、秋景色をと近隣の景勝地に出かけたものだが、今年は駐車場造成工事の境内整備に業者さんが入っている。都度の打ち合わせなどがあり、やむを得ないことを除き留守にしないようにしている。
近日に新年迎え歳神札の調整、響雅楽会コンサ−トの準備などで何とやら心忙しい。今年の秋は物思いに耽るとはならないようだ。
]]>
当地、駒ヶ岳に3回冠雪すると里にも雪が降ると言われる。
雪虫が飛んで自動車のフロントガラスに付着してくる。晩秋は駆足でやってきて広葉の木々は葉を落とす。生命の誕生と再生に向けての準備を行なう冬到来が間近だ。
(雄山:駒ヶ岳)21日午後撮影
]]>
このところの雨で駐車場造成工事を中断していたが、昨日20日(土)から作業を再開した。
取り壊した物置・車庫部分は、年内は採石を敷設し、明年、雪解け後の擁壁工事の施工後にアスフアルトを敷くことになる。
週明けには、道路に面した花壇を整地しアスファルトを敷く工事や、取り壊した物置に替わり、敷地の関係で狭いながらも物置を新設する作業に入る。
]]>
日本の伝統音楽である雅楽は、飛鳥、奈良時代から平安時代にかけてアジア各地が源流の音曲舞踊が、中国、朝鮮半島を経て我が国に伝来しました。
以降、日本古来の音楽と融合しながら音楽的、形態的な日本化され我が国独特の音楽として現在に伝承されています。
一方、松前神楽は、旧松前藩が、かつて城中で行なわせた神楽で、江戸時代に神職によって盛んにおこなわれたものが後に広がり、現在では道南地方など広い地域で伝承され、各地の神社祭で公開されています。
日 時:令和5年11月5日(日)午後3時開演
場 所:森町・温泉施設「駒ヶ峯温泉・ちゃっぷ林館」
出 演:響雅楽会/各神社神職
主 催:響雅楽会
協 賛:森三吉神社 / ちゃっぷ林館
近隣の方は、入浴かたがたご鑑賞ください。(鑑賞については無料です)
詳しくは森三吉神社のホ−ムペ−ジをご覧下さい。
]]>
一昨日の10月16日(月)、創祀140年記念事業の一環、年内施工の駐車場造成工事が始まった。
車庫を兼ねた物置を取り壊すに先立ち、祭事に使用する備品を参集所へ一時的に移し、新設の物置ができたらそこへ納めることになる。
そして昨日、重機が来て解体の作業を。外壁部分は午前中に解体、午後からは土間部分、基礎コンクリ−トの解体に入った。
この箇所は暫定的に整地し、明年、擁壁工事に合わせて舗装することになる。
]]>
昨日15日(日)午後3時、当神社では勤労と収穫を感謝する「秋祭り新嘗祭」、併せて「産業繁栄・海上安全と豊漁祈願」の祭事を行なった。
全国の神社では、
春、今年の稲作や畑作、漁業の安全操業と豊漁、さらには諸産業の発展を願う春祭り祈年祭を行なう。
夏期、農漁業に一段落がついた頃に例大祭を行なう。夏祭りは地域住民が集いお祭りを通しての情報交換の場でもあり、身体を休め英気を養い、仕事への取り組みを思案し今後の漁労や農事に備える場でもある。
そして秋、「秋祭り」或いは「新嘗祭」を行ない、神に先祖に、勤労と収穫を感謝する喜びや今日あることへの感謝の祭りを行なう。
これを神社のおける3大祭とし、最も大切な祭事に位置付ける。
例年、当神社では境内に、幟や大漁旗を掲げ行なっていて、コロナ以前は神恩感謝と除災招福を祈願する禊神事(写真)を行なっていた。コロナ以降、禊ぎ神事に関しては休止している。
(2008年のみそぎ神事)
写真は、北海道新聞夕刊みなみ風に掲載「海の日」記念第26回フォトコンテストで最優秀賞。題名「来航(コスタセレ−ナ)」出品者は函館市の干場幸也さん
函館港にクル−ズ船が入港する場面をとったもので、初夏の日差しを浴び浮かび上がる純白な船体と濃紺の海の対比、背景の駒ヶ岳が構図に取り込まれた点が評価された。
写真に映る、駒ヶ岳の裏側に位置し、内浦湾(噴火湾)に面した町が小生が住む森町。近隣に国定公園大沼があり北海道としては温暖で明媚な所です。
(写真は森町から望む駒ヶ岳)
昭和56年、社殿・社務所を全面改築した際に神社横の隣地が傾斜地であることから、枕木を用いて土留めをし数年後に永久的な擁壁をと計画していた。
しかし、実現に至らず仮末代となって42年を経た近年、老朽のため腐敗が進み、また、一部コンクリ−ト擁壁も適正施工でなかったためか傾くなど危険が生じている現状です。
当神社は、来る2027年(令和9年)に創祀140年を迎えることから、その記念事業として、予て懸案の隣地傾斜地をコンクリ−ト擁壁に改修、併せて社務所裏地に駐車場を造成し、皆様が安らかにご参拝出来るよう本事業を計画いたしました。
係ることから、町内外の御神縁深き各位のご理解とご賛同をいただき応分のご支援を募る事となりました。
詳細は、森三吉神社ホ−ムペ−ジをご覧ください。
]]>
当神社に祀る御祭神
大己貴神(おおなむちのかみ)
少彦名神(すくなひこなのかみ)
三吉霊神(みよしのかみ)
御祭神の一柱、少彦名神は薬祖の神であり、酒造りの神。
古事記や日本書紀に登場し、日本の医薬の祖とされる。
この神を祭祀する神社は全国に数多いが、少彦名と呼称する神社は全国でも数社と知る。
一方、境内社に合祀する木造の猿田彦神像は、先年から別途ケ−スを設え向拝部分に奉斎している。(冬期は社殿内に祀る)
猿田彦は、天孫降臨の際に、天照大神の命を受けた子孫のニニギノ命を高千穂へと導いたのが猿田彦大神。道開きの神として、人生を良い方向へ導いていただけるようご祈願下さい。
]]>
十五夜の昨夕は、まん丸お月さんの中秋の名月。
土手に自生するススキが揺れる上に月が浮かび、なんとも風情ある情景だ。
]]>
道南地方での神社祭は佳境を迎えた。
本務社では、来る10月5日の北斗市・上磯八幡宮、同17日、有川大神宮祭が掉尾となる。
その頃になると朝晩がめっきり冷え込む。かつて有川大神宮の宵宮祭に角巻き姿のご婦人がお参りに来ていたと伺ったことがある。
さて当神社のこれからは、10月15日の「秋祭り新嘗祭」を、11月5日には町内温泉施設での「雅楽・神楽の公開演奏」を控えている。
夏期、湿気の多いところは管楽器にカビが発生し、冬期は乾燥や、暖房の効いた部屋に置きっぱなしは割れの原因になる。なにせ雅楽器は竹製や木製なのだ。
楽の吹奏は、技量が優れていれば良いと言うものではなく品位を備えなければならない。
本来、雅楽は神仏にお供えするもの。ただ力一杯に吹奏するのではなく曲想を理解し吹奏するや、作法と奏姿も大切と、亡き師匠から教わった。
師匠曰く、楽器は、その方に見合ったものにご縁ができるものとか。
美しく製管された楽器は美術品でもあり、愛おしくも、心豊にもさせてくれる。
(9月22日 午後3時撮影)
昨夕は、なにとはなく冷え冷えして、持ち運びができるポ−タブルスト−ブを試しに点けてみた。いよいよ朝晩にはスト−ブの出番になる。
今朝の6時台は18.8度の平年並。日中は23度で昨日に比べ4度高い。
今夏、例年にない暑さを経験し、加えて蒸し暑かった。これからの北海道は今年のような気温になるのだろうか。
さて、今日は爽やかな陽気。これからは日ごとに朝夕の気温差が顕著になる。
そろそろ主役が入れ替わる。北海道らしくなった。
]]>
7月、8月から9月のこの時期、道南地方での各神社祭が続く。昨日15日は函館の亀田八幡宮、八雲町の落部八幡宮など各地で神社祭が行なわれている。
小生、かつて8月13・14日に函館市亀尾地区の大山祇神社や、9月15日・落部八幡宮、17日・函館の住三吉神社、18日・戸井・宮川神社例大祭に助勤していた。
その函館郊外の山里、亀尾地区に従妹が住んでいて、嫁いだ娘さんたちが帰省しない一時期泊めてもらい、朝食には決まって獲りたての“朝イカ”(写真)を馳走になった。
従妹の旦那さんが20分も離れた海辺の旧南茅部町の尾札部へ行き仕入れ、従妹がイカさき包丁で細切りにし辛味大根を薬味に豪快に食べる。辛味大根のほろ苦さが絶妙の味わいで正にイカソ−メン。
イカは、いろいろな食べ方がある。
リング状に切って味噌和え、イカの内臓をとらずポッポ焼き、塩辛で良し、酢味でサッパリとその他いろいろな調理が。究極は森町名物イカ飯と、お酒の〃あて〃沖漬けでしょうか。
かつて伺っていた神社祭の助勤は逐一辞退してきた。移動販売車が来るとイカソ−メンを思い出すんです。
(数日前、神社側道に来た移動販売車)
近年、あらためて神社が見直されています。
宗教を超えて心のよりどころの鎮守の杜は、いわば防災緑地ゾ−ン。そこは避難所になるばかりでなく祈りと安息の場所。
その神社を維持運営し、神恩感謝や地域繁栄を祈る神祭事を行なうには多くの協力が必要で、利害をこえた絆という意識がなければなし得ない。
各地各所でお祭りが行なわれることは平和だからで、お祭りを通し地域の平穏と繁栄を願いたいものです。
]]>
この舞は正式には本装束に4人の舞姫が扇と鈴を手に舞います。
歌を主体とし、伴奏は、神楽笛・篳篥・太鼓・琴を用いるが、千早に、付物は歌と宮太鼓の一人舞も良しとします。
地方にあっては、宮司と奥さん、そのお嬢さんで浦安の舞を奉仕できると云うもの。
さて、小学の低学年が舞人をつとめた湯倉神社での純粋無垢の舞は神気漂うようで、半息を心がけての篳篥吹奏を心がけたが神明のご嘉賞を頂だけただろうか・・。
浦安の舞(二人舞)白山比?神社社報を転写
(森三吉神社例大祭神前神楽)
]]>
群集心理とでも言うべきか人が人を呼ぶんでしょうか、それがお祭りや縁日の魔力というべきで、祭の喧噪がなにかしら郷愁を誘う。
お祭りに行くと知友に会える気がしてくる、そんな思いになります。
道南では松前神楽を例大祭の神前で神職が演舞する。地域の方々はこの神楽を拝観するをもってお祭りに行くと言う。それほど松前神楽が定着している。・・続く・・