札幌本道
- 2008.02.28 Thursday
- 17:36
昨日、午後6時30分より森町公民館講座「明治以降の森町あれこれ」に行って来ました。
講師は高木崇世芝(元森中学校教諭)。その内の一つ「札幌本道」を紹介します。
「札幌本道」は、箱館から札幌に到る道路で明治5年、翌6年までの2年間で完成。
森からは海路で室蘭(森蘭航路)と結ばれ、登別・白老・苫小牧・千歳・月寒・札幌と続く北海道の新道(馬車道)です。
森からのル−トは海路ですから、この工事に合わせ明治6年に桟橋が完成。
橋桁脚材には地元の栗の木が多く使われ、当時鷲ノ木で湧出していた石油を橋脚の防腐剤として使用する。(全長255m・幅6.3m)
明治14年9月、明治天皇本道巡幸の折には、この桟橋より上陸されました。
しかし昭和3年に長輪線(長万部から室蘭)が開通したため船の利用者が減り廃止になりました。
森駅裏の桟橋跡には、朽ち果てた橋脚材と明治天皇御上陸記念碑が残っています。
写真を撮ってきました。上から
・明治天皇上陸記念碑
・桟橋跡(波止場)記念碑
・桟橋橋脚・・波に洗われ残り少なくなった橋脚
・橋脚と上陸記念碑
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