拓本

  • 2008.11.23 Sunday
  • 09:08
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斯界に識られる書家、故金子鴎亭が創設主宰した創玄書道社の会員で、森町に住む河合浩一(蕉竹)さんの作品が、今年、松前公園の隣接地に鴎亭師の作品を中心に、会員の作品ともども大小80数基の石に穿たれ建立されたとのことです。

その中に河合蕉竹さんの作品も一基制作され、貼付の写真はそれを拓本にしたもので、右から、“ゆうしん”と読みます。
七幅拓本しそれを軸に表具、神の文字が入っている作品なので、そのうちの一幅を神社へ奉納(20・11・16)したいと申し出されました。

本品は2年前に作書したとのことですが、この作品や、昨年当神社の創祀120周年を記念した社名碑の社号(森三吉神社)を揮毫してもらい、その完工後の去年秋頃に、脳血管障害で身体の右側が不自由になられ、長期の入院を経て、今はリハビリをしています。

時期がずれていたら、拓本したこの作品や社名碑の作品が叶なかった訳です。
神様は蕉竹先生にこれらの作品を出品させる為、この疾病を先延ばししてくれた、と私は解釈しておりますが、うがっているでしょうか。

現在、介護付ホ−ムに奥さんともども入居し、気分の良いとき、リハビリを兼ね左手で作書しており、それはそれで趣きがありますので、しかるべき作品をお願いをしております。

因みに、鴎亭のご子息(故人)の書が「金子卓義の書」と題し、道立函館美術館で11月30日まで書展を開催されおります。




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