御遊形式雅楽演奏会2
- 2009.02.27 Friday
- 08:00
舞楽の担当は笙。胡蝶では合奏に加らないので、携帯カメラでリハーサルの様子を撮ったのがこの写真。胡蝶の舞人と管方との合わせの場面です。
管絃で太鼓、舞楽で三の鼓を担当した写真に映るこの方は、持管が笙、昭和5年生まれだとか。また写真には映ってないが、笛を吹くHさんは御歳75歳で、迦陵頻では音頭。カクシャクたるもの、恐るべし。
受け入れは地元雅楽会が主管し、全道の各雅楽会より参加しての今演奏会。大勢で演奏したにもかかわらずまとまり、心に残る機会を与えてもらった次第。
思うに、良い演奏は上手に吹くばかりではなく、演出を含めた緊張感や、演奏に際する真摯な姿勢なのだと。
それもこれも、そう再認したのは80歳を迎えんとする方のお姿を拝見してで、うん十年雅楽をなし、趣味の域を超えた技能保持者で黄綬褒章ものです。