新造船進水
- 2009.06.23 Tuesday
- 16:33
進水式のお祓いを依頼され、その折に撮った写真。
海面に近い船先がイルカの口顎のように突き出て、いかにもスピ−ドが出そうな船姿です。
想念すると、20年前位より建造船の殆どがプラスチック製に移行したと記憶していますが・・。
木造船との違いは、船体が腐食しづらいので、鉄製箇所の腐った部分や傷んだ部分の補修をすれば良い。そのため使用期間が格段に延びたのです。
そんな訳で、船を新造するサイクルが長くなり、反面、お祓いの出番が少なくなった。(と言うより不漁で新造にまで行かないのが実態)
漁業が盛んになることにより、それに関連する水産業や製網業なども振興し、そして他業も振興するというもの。
結果私たちの出番も万般にわたり増えることにつながる。
そんな願いを込めて船体堅固、海上安全、さらに豊漁を祈願する祝詞を奏上したのでした。