実と行
- 2013.01.28 Monday
- 18:48
神に願掛けをしそれが叶わなかったとき、神も仏もない、いくらお参りしても利益がない。とおっしゃる方がいるが、努力と平生からの一貫した信仰の実行がなければ本当の祈願とはならない。肥料や労力を惜しんで最大の収穫を得ようとするが如きのよう。
実行には苦しみがともなうもの。
やさしい信仰をして、難しいことをかなえようとするは本当の信仰とはいえない。本当の信仰とは神を信じ切って、その御神示を仰ぐことであって、平生からの信仰の実行がなければ本当とはいえない。
実や行がともなわない簡易な信仰をし、願いを叶えさせてもらうような薄っぺらは、対価もそれだけで、何かを行うことは苦しみや困難がつきまとうものなんです。と、先達・小笠原壽久著「見知らぬ世界」に識る。
遠い場所に行こうとすれば、まず近い場所から歩きはじめる。何事においても順序を追って、できることから着実に実行しなければならないということか・・・。